私は前置胎盤と診断され、医師からは「出血があれば直ちに、場合によっては救急車で来てね」と言われていました。
初めての出産で、右も左もわからないのに救急車まで呼ぶほど危険なの!?
言われた当初はとても怖かったです。
当時私は妊娠8か月で産休に入り、夫は夜21時頃に帰ってくるので、ほぼ一人で家にいました。
病院までは電車と徒歩で30分程度のため、タクシーで行かなければなりません。
そのとき登録したのが陣痛タクシーです!
私のように同居人がおらず一人で陣痛を迎えないといけない方、
家から病院までの時間が30分以上かかる方はぜひ登録だけでもすると安心です。
出産は多くの女性にとって、一生の中で最も特別な瞬間の一つです。
突然の陣痛に対して、迅速かつ安全に病院へと向かうことは非常に重要です。
都市部ではタクシーが最も手軽な移動手段となりますが、陣痛中の乗車を断られることも。
この記事では、その背後にある原因と具体的な対策を深掘りしていきます。
陣痛時にタクシーに断られる主な原因と詳細
まずは陣痛時にタクシーに断られてしまう原因についてお話します。
タクシー運転手の懸念点
- 車内での出産のリスク: タクシーの車内は狭く、万が一出産が始まった場合、適切な医療措置を取ることが難しいです。そのため、運転手の負担は大きいでしょう。
- その後の清掃にかかる手間: 出産やその他のトラブルが車内で起きた場合、車の清掃や消毒が必要となり、それに伴う時間的・経済的な損失が考えられます。
- 事故の際の責任: 陣痛中の妊婦を乗せているというプレッシャーの中、事故を起こしてしまった場合の法的・道義的な責任が重くのしかかります。
- 運転手の経験や知識の不足: すべてのタクシー運転手が妊婦の取り扱いや緊急時の対応方法を知っているわけではありません。そのため、陣痛中の妊婦を乗せることに対する不安や恐れが生まれることがあります。
陣痛時のタクシー乗車時の法的・業界の規定
- 内部規定: 過去のトラブルや事故を防ぐための措置として乗車拒否を取られていることが多いです。
- 保険の問題: タクシー会社の保険が、陣痛中の妊婦の乗車に関するトラブルをカバーしていない場合、運転手は乗車を避けることが推奨されることもあります。
陣痛に関する事前の準備不足
- 状況の伝達: 陣痛の兆候を感じた際に、タクシーを呼ぶ前にその状況を伝えることが重要です。適切な情報提供がないと、運転手は適切な対応ができなくなる可能性があります。
- 出産の予定日や状態の共有: 出産の予定日や現在の体調、陣痛の状態などを運転手やタクシー会社に事前に伝えることで、適切なサービスを受けることができます。
陣痛時に断られないための対策と詳細
原因がわかったところで、実際に陣痛時に断られない対策を見てみましょう。
事前のタクシー会社との連絡
- 情報の提供: 陣痛の状態や出産予定日、病院の場所など、必要な情報をタクシー会社や運転手に伝えることで、適切なサービスを受けることができます。
- 緊急連絡先の共有: 万が一の事態に備えて、主治医や病院の連絡先をタクシー会社や運転手に伝えることで、迅速な対応が期待できます。
- 乗車時の注意点の共有: 例えば、乗車時にサポートが必要であるか、特定のルートで移動したいなどの要望を伝えることで、スムーズな移動が可能となります。
陣痛タクシーの利用
- 専門のトレーニング: 陣痛タクシーの運転手は、妊婦さんの状態や出産に関する専門的なトレーニングを受けています。そのため、緊急時の対応やサポートが期待できます。
- 車両の設備: 陣痛タクシーは、妊婦さんの安全や快適さを考慮して、特別な設備やアメニティを備えていることが多いです。例えば、リクライニングシートや冷暖房の調整、清潔なタオルやお水などが提供されることがあります。
- 24時間対応: 陣痛は予測が難しく、突然始まることが多いです。そのため、24時間対応している陣痛タクシーは非常に便利です。
配車アプリの活用
- 妊婦向けのオプション: 一部の配車アプリでは、妊婦さん向けの特別なオプションやサービスが提供されています。これを選択することで、適切な運転手や車両が派遣される可能性が高まります。
- リアルタイムのトラッキング: 配車アプリを使用すると、タクシーの位置や到着時間をリアルタイムで確認することができます。これにより、安心して待機することができます。
陣痛タクシーとは?
陣痛とは、妊娠中の女性が出産時に病院へ急行する際に利用するタクシーのことを言います。
妊娠になる後期と、いつ陣痛が始まるか分からない状態が続きます。
始まった場合には、早くかつ安全に病院へ移動する必要があります。
突然のことにパニックになりやすい状況で、初めてタクシーを手配するのはハードルが高すぎます。
そのようなピンチに陣痛タクシーに登録しておくと安心です!
陣痛タクシーサービスの特徴
改めて陣痛タクシーの特徴をまとめます。
- 24時間対応: 陣痛は突然始まることが多く、深夜や早朝に病院へ向かう必要が出てくることも。陣痛タクシーは24時間体制で対応しているため、いつでも安心して利用することができます。
- 専門のトレーニング: 陣痛タクシーの運転手は、妊婦さんの状態や出産に関する専門的なトレーニングを受けており、緊急時の対応やサポートが期待できます。
- 特別な車両: 妊婦さんの快適さや安全を考慮して、特別な設備やアメニティを備えた車両を使用している場合があります。
陣痛タクシーは、出産を控えた妊婦さんやその家族にとって、非常に便利で安心できるサービスとなっています。
事前に情報を収集し、必要な際に利用することをおすすめします。
陣痛タクシーのメリット
まずはメリットから、
移動が速い
陣痛が始まったら、病院への移動が迅速に行われる必要があります。
陣痛タクシーは、いつでも呼び出せるため、すぐに出発できるので安心です。
安全性が高い
陣痛の状態では、自家用車や公共交通機関を利用することが難しい場合があります。
パパが一緒でも、パパのほうがパニックになって危なかったりします(笑)
陣痛タクシーは、当事者が運転するわけではないので安全かつ快適な移動が可能です。
専門知識を持った運転手さん
陣痛タクシーの運転手は、陣痛についての基本的な知識を持っています。
必要な場合、正しいサポートを提供してくれるため、安心して利用できます。
陣痛によるストレス軽減
陣痛の状態では、ストレス緊張やが増加します。
また、通常のタクシーだと出血や破水で車内が汚れた際に請求される可能性がありますが、
陣痛タクシーは万が一車内が汚れても大丈夫なところがほとんどです。
陣痛タクシーを利用することで、移動の心配をする近く、より落ち着いて病院に到着することができます。
陣痛タクシーのデメリット
便利な陣痛タクシーですが、一方でデメリットももちろんあります。
到着時間が予測できない
陣痛が始まった際に、タクシーを呼び出してから実際に到着するまでの時間が不確定です。
特に交通渋滞や混雑時には、タクシーが到着するまでの時間が長くなる可能性があります。
陣痛タクシーでは専用ダイヤルがあり、優先して配車してもらえますが、
心配な方は配車アプリなども併せて登録しておくと安心です。
費用が高くなることがある
タクシー会社によっては通常のタクシーより費用が高くつくことがあります。
ただ、出産予定の病院や自宅の場所をあらかじめ登録するため、陣痛中に行き先を説明する手間が省けます。
サービス料と思ってある程度の妥協は必要かもしれません。
断られないために陣痛タクシーの利用方法
タクシー会社に事前に登録
タクシー会社毎に陣痛タクシーを手配するため事前に登録を行います。
電話やネットでの登録が可能で、数分で登録できます。
登録内容は自宅の住所や出産予定日、出産予定の産院などです。
陣痛以外にも妊婦検診時の送迎などにも対応してくれるところもありますよ。
一番注意したいのが、タクシー会社が自宅と産院をカバーしていること!
少なくとも自宅の場所をカバーしているタクシー会社にしてください。
タクシー会社が普段カバーしている地域より離れたところだと配車が難しく、時間がかかる可能性があります。
なるべく家の近くの大手のタクシー会社にお願いすると安心です。
必要時に電話して配車してもらう
登録したら、あとは必要な時に電話するだけです。
住所も産院も登録してあるので、運転手さんは何も伝えなくても連れて行ってくれます。
陣痛のときタクシーに断られる? まとめ
陣痛の際には、出産を控えた妊婦さんたちにとって、安全で迅速な病院への移動手段として大変重要な存在です。
予期せぬ陣痛の際に、ストレスを軽減し、安心して病院に到着できることが、ママと赤ちゃんにとって一番大事!
私は結局入院日より前に出血し、たまたま夫がいたので夫に連れて行ってもらいました。
でも、出血がある前まで陣痛タクシーに登録していたので安心して過ごせました。
急なタクシーの乗車は乗車拒否される可能性があります。
妊娠中の方は、予定日が近づいた際にはぜひ痛陣タクシーの利用を検討してみてください。
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